皆さんこんにちは。
看護師って白衣の天使とか言われたりしますけど。大変な仕事ですよね。
改めて何が大変なのかを考えてみました。
看護業務
いわゆるナースのお仕事 careですね。
患者さんを清拭したり清潔に保つケアなど ➡ 療養上の世話というやつですね。
そして点滴をつないだり採血をしたり ➡ 診療の補助
この二つが主な役割とされています。
療養上の世話
療養上の世話に関しては日本看護科学学会が定義を載せていました。
療養上の世話は、療養中の患者に対して、病状の観察をしながら食事や排泄、更衣、清潔の保持、移動、活動と休息、環境整備などの日常生活に対する援助であり、看護師の臨床的判断により実施される。療養上の世話は、患者が受けている生活行動の制約や制限に対して、自立に向けた援助として行われる。
https://www.jans.or.jp/glossary/assist-of-activities-of-daily-living-life/ 日本看護科学学会
看護師の臨床判断により実施される。というのが重要ですね。
ただ食事を運んで清拭をするだけでは看護ではないのかもしれません。
診療の補助
診療の補助についても記述されています。
看護職者が行う補助行為は、医療行為全般にわたり、患者の生命や身体に危険をもたらすおそれのある医行為の代行をも含む。しかし、医師の指示があればどのような医行為も看護職者が行い得るわけではない。指示に対して、その行為を医師が行うべきか、自ら行っても問題の生じない行為であるかどうかを判断することが求められる。指示の内容、患者の状態、看護職者自身の力量、行為による侵襲の程度、薬剤の種類などを考慮するとともに、その行為が患者にどの程度の危険をもたらす可能性があるかを見極める専門的判断が必要である。診療の補助行為の法的責任は、医師、看護職者ともに生ずる。
https://www.jans.or.jp/glossary/nurses-role-in-helping-examination-and-treatment/ 日本看護科学学会
大変不明確でグレーな感じですね。笑
医行為の代行をも含むというところが重要ですね。
そこでの解釈で特定行為やNP等の医療処置が実施されている訳ですね。
特定行為に関してはまた説明しますね。
本来のナースのお仕事以外
ナースのお仕事は二種類あることがわかりました。しかしながら、それ以外の業務が多すぎると思います。
病院としての業務
委員会や研究、病棟会、主任会、師長会。そして勉強会や研修会などです。

国が決めているものもありますが、それにしても多すぎると思います。
病棟業務でもクタクタなのにまた他にもやることがいっぱいあるのはどうなのでしょう。やはり給与に見合わないなと思います。
集まることが大好きな方たちも多くいるようですが、コロナ渦を経て、オンライン会議が普及してきたのはいい方向だと思います。
看護のお仕事とされている雑務
こちらが一番不毛な時間だと思うものですね。
横暴な態度の患者さんの対応。
クレーマー患者さんの対応。
拒薬する患者さんに対してどうにか飲んでもらうように説得する。
暴れる患者を抑える。
➡ルート類が抜けたらインシデント。汗 ベッドから転落したらアクシデント。涙
暴力振られたり、セクハラされたりすることも普通にありますよね。
なぜだか医療者への暴力やハラスメントは許容されている現実が不思議です。

最後に、横暴な医師の対応をしている時間も大変不毛ですよね。
“あなたのお母さんじゃないよ”と いったこともあります。笑
おわりに
ナースのお仕事について書きました。
書いていてなんだか辛くなりました。笑
看護師って改めて本当に大変ですよね。皆さん。毎日毎日ほーんとにお疲れ様です。
近年は看護補助者さんの活躍の場が拡大されてます。少しでも私たちの働く環境が改善されるといいですね。
微力ながら看護師の働く環境改善に尽力できたらを思っている次第です。
コメント