みなさんこんにちは。
診療看護師(NP)について以前紹介しましたが、結局“人による”という説明で終わってしまいました。笑
少し乱暴であったと感じますので改めて診療看護師(NP)のspecialtyについて考えてみようと思います。
Advanced Nurseについても過去に紹介しましたのでよろしければご参照ください。
診療看護師(NP)
診療看護師(NP)とは5年間の臨床経験を積んだのちに、日本NP教育大学院協議会が認定するNP養成大学院に進学し、卒業しNP試験に合格すると晴れて診療看護師(NP)になれます。
大学院卒が義務付けられているところは専門看護師に近いですね。
7つのコンピテンシー
日本NP教育大学院協議会では診療看護師(NP)に必要な能力(7つのコンピテンシー)を示しています。
https://www.jonpf.jp/wp-content/uploads/2024flyer.pdf 日本NP教育大学院協議会ホームページより
ここではコンピテンシー(能力)という表現がされています。
専門看護師や認定看護師は“役割”という表現をしており、大きな違いがあると感じます。
診療看護師(NP)についての役割を示した文言は見当たりません。やはり1000人に満たない小さな団体であり役割として確立するに至っていないのかもしれません。
ただその一方で、能力を全面に表現しておりより実践的な存在を目指しているといえるでしょう。
診療看護師(NP)のspecialtyとは
specialty(スペシャリティー)とは、“専門性”と表現されることが多いでしょうか。
よくスペシャリストなんて表現しますよね。
診療看護師(NP)のspecialty…。
基本的にはジェネラリストであることであると思います。
専門医を持っている医師の専門性に対抗することはどう頑張ってもできません。ですので、一つのことに特化しすぎないで幅広くジェネラリスト的な立ち位置をいつも持っていることが重要であると考えます。
そのような中で、サブスペシャリティーとして一つ特化したものがあると個人の強みに繋がりると考えます。特に、それは所属している専門分野ではない専門性の方が重宝されると思います。
例えば、消化器外科チームに循環器に強いNPがいたらめちゃくちゃ重宝されます。糖尿病管理などの内科管理が得意なNPがいても最高に重宝されます。
専門分野は専門医に任せてその他の場面で活躍するというのは成功の秘訣かもしれません。
診療看護師(NP)を一言でいうと。
私なりによく考えてみました。
看護師のmindを持ちながら、医学的知識のもと多職種と協働し臨床実践を行う。ですかね。
“看護師mind” “医学知識” “臨床実践” “多職種協働”が重要であると思います。
「看護の心を忘れた看護師」なんて揶揄されていませんか?笑
mindはいつも看護に向けていたいですね。
医学的知識がないと臨床実践はできません。
臨床実践が重要です。“私たちは診療をしています”と医者みたいな立ち位置をとるのはやめましょう。笑
前述した通り、ジェネラリストで在り続けて、多職種というスペシャリストの意見を拾い集めるスタンスを持ち続けたいです。
まとめ
かなり頑張って書きましたが、かなり個人的な意見も多く入ってしまいました。笑
NPが今後とも発展していくことを願っています。
皆様の意見もぜひ聞きたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。




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