看護界が抱える闇 “頑張れ看護学生さん”

看護のお悩み

皆さんこんにちは.突然ですが,看護学生時代を振り返るとどうですか.

ほとんどの皆さんは実習がつらかった.という思い出が多いのではないでしょうか.

もしくは看護学生さんで実習がつらいと感じている方も多いのではないでしょうか..

看護学生と医学生

全員横に並んで。

“学生5名、本日も実習よろしくお願いいたします”

➡ ・・・。

こんな光景みとことないですか。

少なくとも私が看護実習してるときはそうだったし、前の職場でも同じ光景を見ました。

ですので、“・・・よろしくお願いしまーす”

って関係ない部署なのに言ってました。笑

大体いつでも指導担当の看護師さんは怖い顔してるし。⇦なぜあなたが実習指導者?と思うこと多いですよね。笑

さて、一方で医学生さんはというと

 医学生さんには学生用の机付きの部屋が用意されたり、そこでぐーたらしたりお菓子食べたり。それでも大抵の指導医さんは怒らないんですよねー。不思議。笑

この学生の時点から看護師と医師の扱いの差を悲しいくらい感じるんですよね。

そもそも待遇だけではなく、怖い態度で接してくるの自分の先輩というね。涙

DVされた子は自分の子にもDVする?

“DVされた子は自分の子にもDVする” みたいな感じだよね。

と、ある医師から言われました。

看護学生時代にひどい扱いをされた人が、看護学生にひどい扱いをする。ということを冗談ながら言われて。なんか悲しくなりました。涙

多職種からはそんな風に思われているんだなと改めて看護の闇を感じました。笑

看護師と医師の違い

看護師は、各配属先がありますが、基本的には“看護部所属”となります。

そして医師はそれぞれの医局に配属されます。

実はこれは大きな違いなんです。

医師は“自分の後輩を作りたい”という気持ちが強く“ぜひうちの医局に来てください”

となるのです。

いっぽう私たちはどうでしょう。

部署というくくりであっても基本的には看護部に所属していて、各部署での仲間意識は医局と比べれば薄いでしょう。しかも部署移動があったりしますしね。

“ぜひうちの部署に来てください” なんて宣伝しているところありますか?

むしろ“舐められちゃ困る” “使えない人はうちにはいらない”

くらいに思っているスタッフが少なからずいるのが現実です。

それが実習での態度となってしまうのかもしれません。

看護が変わる時

看護師不足が深刻化するなか、“DVされた子は自分の子にもDVする” なんていわれるような教育をしていていいのでしょうか。

私は、看護師 全体の意識の変化が必要だと思います。

看護学生さんは私たちの後輩です。私たちが育てるんです。

●●病棟めちゃくちゃ実習充実してたから配属されたい。

〇〇さんからもっと学びたいから配属されたい。

なんて看護学生さんが思うような部署になりたいですよね。それには配属希望者数を各部署で公表するくらいオープンするのも良いかもしれません。

看護師さんも看護学生さんも一緒に看護を盛り上げていきましょう。

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